1993-05-19 第126回国会 衆議院 外務委員会 第10号
文部省統計で三十日以上の長欠児が六万七千人ですが、私や私の近い不登校の子たちにかかわる多くの人の感触では、どう少なく見ても三倍はいるだろう。
文部省統計で三十日以上の長欠児が六万七千人ですが、私や私の近い不登校の子たちにかかわる多くの人の感触では、どう少なく見ても三倍はいるだろう。
それから、いまのいわゆる長欠児と病虚弱児の関係はどうかという御質問ですけれども、一応長欠児というのは年間の欠席日数が五十日以上というふうに考えまして、そういう子供はどのくらいあるかということなんですけれども、一般の小中学校について言いますと、五十三年度の調査では四万九千五十九人、約五万人でございます。
こういう調査というのは、本当は義務化の段階でもっと積極的に調査を行い、それを基本にしてどう義務化を徹底していくかという立場で、あるいは長欠児の解消のためにも取り組んでいただかなければならない、こういうふうに私は考えるわけなんです。 現在、病虚弱児の就学率はどうか。先ほど病虚弱児に対する教育の保障の内容について触れられましたけれども、一体病虚弱児の就学率はどういうふうになっておりますか。
○藤田(ス)委員 そこでお伺いをしたいわけですけれども、病弱、虚弱の児童生徒の実態についてどういうふうに把握をしておられるのか、それから長欠児童と呼ばれる長欠児の中のいわゆる病気を理由とする子供たちの実態についてはどういうふうに把握をしておるのか、お尋ねをしたいと思います。
で、長欠児というものは減りましたけれどもやはり現在あるようでございますけれども、それを解消していくことが、自然的に夜間中学の廃止という結果を生むのだと思いますけれども、その長欠の問題でございますけれども、このごろは何人ぐらいございますでしょうか。
さらに、教育関係者の一致した要望は、一学級の規模を縮小して、児童生徒の個別指導と援助を十分に行なえるよう、特に産炭地域における学級編制の特例、長欠児、問題児等のため、特殊学級の増設、補導教員、養護教諭及び事務職員等の定数についての特例等でありました。
そして不良児、問題児、長欠児、それから虞犯少年、そういう者が続発をしております。私は校医をやっておるのですが、最近体格検査をしてみると、栄養状態が非常に下がっています。それから知能も、全般的には下がっていないけれども、局部的にはだんだん低下の傾向が出ています。
ですから漁村に行って、あす食う米もないという人もあるし、その証拠には長欠児が漁村に一番多いのだから、現実に。東京に近い千葉県の九十九里沿岸に一番多いです。この付近に一番多いです、長欠児童が。だからそれだけ経済力低いのですよ。
一番大事な、こういうようなことがそのままほうっておかれて、長欠児がどれくらいあるかというようなことについての調査が不十分であって、それで同和教育を推進しようと思っても、これはなかなか推進にならないと思います。本来私どもこういう会に出て聞かされることは、先般も愛媛県でありましたからちょっと出席いたしました。
併しながら、市井の学校におきましては、給食費を持つて行けない子供、その子供をどうするかと頭を悩ませる受持の教員、又地域社会の貧困、失業者巷に溢れる現在の段階においては、長欠児の取扱或いは又盗癖児、それぞれの特殊児童の取扱に日夜頭を痛めつつある教職員、又危険校舎激増、或いは今般の不幸な鏡子ちやん殺しに現われたような社会悪の激増、この中に教員が如何に苦難の途を歩みつつあるか。